religionsloveの日記

室町物語です。

2022-09-27から1日間の記事一覧

塵荊鈔(抄)⑮ー稚児物語4ー

第十五 このようにして新発意となった花若は、師匠や同朋との別離がこらえようもなく悲しく、事に触れて大衆に交わることも空しく思われて、無常の思いばかりが心に染みて、常に静かに物思いなさっているのでした。「この世に飽きて、その秋(あき)風ではな…