religionsloveの日記

室町物語です。

2022-05-27から1日間の記事一覧

塵荊鈔(抄)⑥ー稚児物語4ー

第六 日数を経ていくと弥(いや)増しに心の月を掩っていき、胸につきまとうのは雲と霧で、心が晴れわたることはありません。玉若殿は、「むなしくはかない露のような我が身を、宿す草葉のような所に風が吹き添って露を飛ばすように死んでいくことは、嫌だと…